One is too many

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うつを気楽にいやす本―心の名医"モタさんの処方箋本 / 斎藤茂太【本】

こんばんは!

Mitsuharuです(。・_・。)

 

今日の一冊は、斎藤茂太さんの『うつを気楽にいやす本』です。

 現代は”うつ”になる人がとても増えていると聞きます。誰しもいつ何をきっかけに”うつ”になるか分かりません。私自身、うつになりやすい気質を持っているという自覚があります。。。うつになるのをできる限り避けたいという思いで読みました。 

 

本書の中から好きな文章を3つ紹介します!

八十点主義でいこう 

 私は常々、「何事も”八十%主義”でいい」と考えている。いや、年を重ねた近年は、「六十%でけっこう」とさえ思っている。

 自分に対して完璧を望むと、うまくいかない場合の落ち込みが激しい。少々の失敗や欠点が許せず、それに足元をすくわれて「自分はダメな人間」だと身動きがとれなくなる。

 うつになりやすい人の特徴に”完璧主義”があると思います。「認知のゆがみ」でも、物事の白黒をはっきりさせないと気がすまない状態は極端な思考としてあげられています。満点でなくてもいいという思いでいたほうが気楽でいられます。

 

笑うと気分スッキリ

 「笑いたいから、コメディ映画を見る」、「笑いたいから、寄席に行く」、「笑いたいから、ギャグ漫画を読む」といった具合に、笑うことを目的とする行動を適宜、日常的に取り入れる習慣を持つことも大切だ。「近ごろ、あまり笑っていないなぁ」と漠然と感じるようなときにすぐ利用できるよう、「見ると必ず爆笑する”小道具”」を揃えていると、なおいいだろう。

 喜怒哀楽を表現することで、気分がスッキリしますよね。涙がでるほど大笑いするのも、うつを晴らすためのとっておきの方法になります。私の場合、よしもと芸人のライブに行ったり、YouTuberの動画から笑いを得ています。

www.yoshimoto.co.jp

 「いらいらメモ」のすすめ

腹が立ったり、イヤなことがあったりすると、そのたびに後で手帳に自分の素直な気持ちをぶちまける。誰かに、あるいは何かに対して「コノヤロー!!」と罵倒しながら。

 これは、やってみるとわかるが、なかなかスッキリするものだ。 

 ストレス解消法の1つとして、心に渦巻く感情をすべて紙に書き出すというのがあります。あたまの中でぐるぐると逡巡してしまうと、いつまでも反芻思考から抜けられなくなります。それを断ち切るためには、紙に書いて吐き出すのがいいです。

 ストレスを解消するだけでなく、心の中を整理することで問題解決にも役立ちます。

 

  ”うつ”を予防したい方、もしかして”うつ”かもしれないという方、周囲に”うつ”の人がいてどう接したらいいか分からないという方にはおすすめの1冊です。

うつを気楽にいやす本―心の名医"モタさんの処方箋本