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このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 / 北野唯我【本】

こんばんは!

Mitsuharuです(。・_・。)

 

今日の一冊は、北野唯我さんの『転職の思考法』です。

本書の中から好きな文章を3つ紹介します!

はじめに

 振り返れば、結局、仕事でダメな上司に付き合わないといけないのも、価値のない商品を嫌々営業しないといけないのも、予期せぬ異動に振り回されるのも、「いつでも転職できる」と確信できるだけの市場価値がないからではないでしょうか。もしその確信があれば、そんな嫌な仕事はすぐに辞めればいい。あるいは交渉材料にして会社を変えていけばいい。

 会社にしがみつく存在にはなりたくないと思う。「いつでも転職できる」というカードがなければ、会社・上司の顔色を伺い続けることになる。 嫌な上司に付き合い続けていたらきっとどこかで壊れてしまう。そうなる前に、逃げられる手段を持っていたい。

上司を見て働くか、マーケットを見て働くか

 給料は、君が『自分』という商品を会社に売り、会社がそれを買うから発生している。あくまで売り込んでいるのは君なんだ。君はたまたま今の会社を選んだだけで、会社は君をたまたま買っている。つまり、雇用とはひとつの『取引』なんだよ。 

 雇用という取引は双方の合意によって成り立つ。どちらが偉いというわけではない。市場原理に沿って、『自分』という商品に値段がつくだけである。そして、上司という狭い視野ではもったいない。世界はもっと広いマーケットがある。社長は大きなマーケットで勝負しているから、給与が高いと聞いたことがある。否、社員も同様に大きなマーケットで勝負していることには変わらない。そのことを自覚しているかどうか、が大事なんだと思う。会社という小さな箱ばかり見て働いていたら、マーケット感覚は身につかないだろう。

ほとんどの人に、「やりたいこと」なんて必要ない

being型の人間に、「心からやりたいこと」は絶対に必要ではない。ただし、「小さなやりたいこと」は誰でも持っているから、それを以下の方法で探すべき

1.他の人から上手だと言われるが「自分ではピンとこないもの」から探す

2.普段の仕事の中で「まったくストレスを感じないこと」から探す 

 やりたいこと探しはどツボにはまりやすい。いきなり心から好きなこと、心からやりたいことを探しても、ほとんどの人は持ち合わせていないだろうから。といっても、悲観する必要はない。ちょっとした好きなことなら誰でもあるだろう。そのちょっと好きなことを追求していけば、それが仕事にもつながる。好きなことを仕事で実現できるようになりたい。

 

 本書を読んで、マーケットバリューを高め、「いつでも転職できる」という交渉のカードを持てるようになりたいと思いました。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法