One is too many

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人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている / ふろむだ【本】

こんばんは!

Mitsuharuです(●´ϖ`●)

 

 ふろむださんの『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』を読みました。目に見えないものでありながら、人を動かす強力な力になっているものを錯覚資産という概念で解き明かされている本です。借金玉さんの”見えない通貨”に通ずるものを感じました。

 錯覚資産の中身は本書を是非読んでいただきたいと思いますが、その働きのもとになっている心理効果を3つ紹介します。

ハロー効果

 1つのプラズの属性値に引っ張られて、他の属性値も底上げされてしまう減少。マイナスのハロー効果もある点に注意。

少数の法則

  統計的には、ぜんぜん有意とはいえないようなごく小数のサンプル数のデータから、そのデータが示す法則性を真実だと思いこんでしまうこと。

利用可能性ヒューリスティック

利用可能性ヒューリスティック(availability)」とは、脳がすぐに利用できる情報だけを使って答えをだすことだ。もっとわかりやすく言うと、「思い浮かびやすい」情報だけを使って、答えを出す認知バイアスのことだ。「すぐに思い浮かばない」情報は、無視して判断を行ってしまう。

 

 人間の心理学、認知バイアスを知っていて損することはないと思います。

いかに思い込み、錯覚によって判断が行われているかが分かる本でした。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている