One is too many

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勝負強さを鍛えるメンタルトレーニング / 高畑好秀 【本】

こんにちは。 

Mitsuharuです(о´∀`о)

 

今日の一冊は、高畑好秀さんの『勝負強さを鍛えるメンタルトレーニング』です。

本書の中から好きな文章を3つ紹介します!

”天命”をあれこれ悩むのは時間のムダ

「負けたらどうしよう」「打てなかったらどうしよう」と選手が悩んでみたところで、解決できるものではありません。悩むだけ時間をムダに費やすだけです。

 勝負ごとのまえにその結果について悩むくらいなら「自分はやるべきことをやってきだだろうか」と確認するべきです。

 コントロールできることと、できないことがある。できないことを気にしてもしょうがない。勝負の結果は時の運によるところもある。準備を抜かりなくすることに集中するのが大事であるというメッセージです。

 

 つまるところ、不安があったらそれをパワーに、学習に励んだり、練習に励んだりしていこうと思いました。準備を抜かり無くやったという自信が持てたら、結果もおのずとついてくるのではないでしょうか。

複数の勝負手が流れを作る

「流れを作る」作業は、静かな水面に小石を投げる行為に似ています。まずはひとつ投げてみたときに反応(波紋)があると思えば、その反応が消えないうちにもうひとつ投げてみます。そうすると、波紋と波紋がぶつかりあい、水面に円と円をつなぎあわせたような大きな模様ができます。

(中略)

 流れをつくるには、小さくてもいいから勝負手を複数用意しておく必要があるのです。大切なのは小さくてもいいから、連続して出すことができるかどうかなのです。

 1つ目の波紋が消えてしまったら、またゼロからとなり流れは作れません。そして、大きすぎる石を投げようと頑張っても、体を壊してしまうかもしれません。一発大きな石を投げられたとしても、投げ続けるのは負担が大きく難しいです。

 

 小さなことでも継続していくことが大切です。ありきたりですが、小さなことをコツコツとやっていこうと思います。

いい流れに乗るための心構え

「これくらい頑張れば、だいたいライバルと同じくらいだな。」と感じるレベルは、世間の評価では相手のほうが上。「これでライバルを追い抜いたな」と思ったぐらいで、周囲の人は「ようやく肩を並べたな」と認識する。

 自己評価に対する厳しい視点は、肝に銘じていおいて損はありません。

 自分自身は下す評価は甘くなりがちです。「これぐらいでいいんだ」と満足するのは実力の退化につながるとのこと。「上には上がいる」ということ肝に銘じて、よりチャレンジし、力をつけていきたいなと思いました。

 

 イチロー選手の言葉や、松井秀喜選手の言葉が引用されていたり、スポーツの観点をちょっと取り入れたメンタルトレーニングの本です。悪い流れを断ち切り、いい流れに乗りたいという方におすすめの本です。

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