One is too many

『ひとつでは多すぎる』をモットーに色々挑戦したい。 ライフログ(旅・自然)メイン

【本】あなたは”常識人間”を捨てられるか

こんにちは Mitsuharuです ( •̀ㅁ•́ )

 本日は、私が一番好きな岡本太郎さんの本を紹介します。

自分の中に毒を持て あなたは 常識人間 を捨てられるか 青春文庫 / 岡本太郎 【文庫】

 

人生は積み重ねだと思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。

人生に挑み、本当に生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれ変わって運命をひらくのだ。それには心身とも無一物、無条件でなければいけない。捨てれば捨てるほど、いのちは分厚く、純粋にふくらんでくる。

(本文より引用)

 

 「芸術は爆発だ」という言葉を知っている方も多いのではないでしょうか。

自分を徹底的につらぬき、世間体や社会的状況とも闘い、

太陽の塔に代表される芸術作品を残されています。それらは、

まさに命を開ききっている、躍動感、エネルギーにあふれています。

才能なんて関係ない、才能なんて勝手にしやがれだ。才能のある者だけがこの世で偉いんじゃない。

そしてこの、人生訓に満ちている、非常にロックな言葉が好きです。

 

現代では協調性、コミュニケーション能力が声高に叫ばれていますが、

うまく馴染めなかったり、空気を読むために消耗していないでしょうか。

本書を読むと、岡本太郎さんの生き方に衝撃を受けます。もし、人生の壁に

ぶつかっている方は一読してみてはいかがでしょうか。