【雑記】汝にかかわりなきことを語るなかれ
こんにちは Mitsuharuです・ω・
この記事で語りたいのは、森見登美彦氏の小説が良いという1点です。
没入するきっかけとなった一冊は『ペンギン・ハイウェイ』
ペンギンって何となくメルヘンで面白そう、というよく分からない理由で
なにげなく手に取りました。読んだのは2011年頃のことです。
世界のどこかにぽっかりと穴があり、別世界が広がっているのではないかと思える
ワクワクした感じが好きです。2018年に映画化されたのは驚きました。
ペンギン・ハイウェイ 角川文庫 / 森見登美彦 モリミトミヒコ 【文庫】
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次に読んだのは『夜行』です。
ちょっと怖いホラー系で、ぞっとする展開がしばしば出てきます。
謎が謎のまま終わる感じが特に怖い┌(_Д_┌ )┐
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3つ目は、『夜は短し歩けよ乙女』です。
森見登美彦氏の小説で一番有名な本かもしれません。
主人公が紆余曲折しながら、少しでも「黒髪の乙女」に近付こうとしつつ、
外堀を埋めることに費やす感じが好きです。
夜は短し歩けよ乙女 角川文庫 / 森見登美彦 モリミトミヒコ 【文庫】
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4つ目は、『四畳半神話大系』です。
森見氏の小説ではしばしば四畳半がでてきますが、本作はその四畳半を
活かした作品です。ちょっぴり、ほろ苦い青春ストーリーが4つの並行世界で繰り広げられます。読み終わったあとのスッキリ感はたまりません。
四畳半神話大系 角川文庫 / 森見登美彦 モリミトミヒコ 【文庫】
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5つ目は、『太陽の塔』です。
日本ファンタジーノベル大賞受賞作、森見登美彦氏のデビュー作です。
ユーモアに満ちた物語、言い回しが好きです。しばしば詩的に美しい描写が
織り込まれており感動します。
太陽の塔 新潮文庫 / 森見登美彦 モリミトミヒコ 【文庫】
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6つ目は、『四畳半王国見聞録』です。
京都を舞台に描く、笑いと妄想の連作短編集です。御都合主義、詭弁論部、
図書館警察…等のごたごたが不毛ながら、笑いをこらえられないほどユーモア
に満ちています。読みながらニヤニヤしてしまう一冊です。
電車の中で読むにはおすすめできません_(┐「ε:)_
四畳半王国見聞録 新潮文庫 / 森見登美彦 モリミトミヒコ 【文庫】
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7つ目は、『太陽と乙女』です。
全90篇からなえる森見登美彦氏のエッセイ集です。読んでいると、ほんわかな
気持ちになれます。かなり長い本のため、寝る前のお供にも最適です。
ちょっとした文章でも、作家ならではの文体で引き込まれます。
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8つ目は、『新釈 走れメロス』です。
青春をこじらせているストーリーが面白く、夜は短し歩けよ乙女と似たような
感覚を得られます。京都を舞台にしており、京都の地名がエッセンスになっていて
話の面白さを深めています。
新釈 走れメロス 他四篇 角川文庫 / 森見登美彦 モリミトミヒコ 【文庫】
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9つ目は、『恋文の技術』です。
文通武者修行と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる、
ちょっと甘酸っぱい青春がつまっている作品です。登美彦氏が登場するも
客観的な視点で物語っているのが印象的です。
恋文の技術 ポプラ文庫 / 森見登美彦 モリミトミヒコ 【文庫】
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10こ目は、『熱帯』です。
熱帯 【2019年本屋大賞ノミネート作品】 / 森見登美彦 モリミトミヒコ 【本】
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登美彦氏の最新作です。
直木賞に敗北という記事がはてなホットエントリになっていたのは記憶に
新しいです。ペンギン・ハイウェイを思い出させる、壮大な世界観になっています。
不思議な出来事が次々に起こり、世界の隠された扉に吸い込まれてしまった人たちの行く末はいかに、という展開が好きです。かなり長編のため、最後まで読み切った
ときの達成感がありました。最後まで読み切れなかった人もいるとかいないとか。
まとめ
2011年〜2019年にかけて、森見登美彦氏の作品を10作読みました。
いずれの作品も読んでよかったと思える名作でした(๑•̀ㅂ•́)و✧
動画が流行っている現代ですが、本を読むのも良いのではないでしょうか。
もし気になる本がありましたら手にとって見てください。
では。