10年後の仕事図鑑 / 落合陽一×堀江貴文 【本】
こんばんは。
Mitsuharuです(о´∀`о)
今日の一冊は、落合陽一さん×堀江貴文さんの『10年後の仕事図鑑』です。
本書の中から好きな文章を3つ紹介します!
会社における労働は、”湯婆婆”に名前を奪われる”のに等しい
会社と労働契約を交わすということは、ほとんどの場合「私がこの会社内で制作したあらゆるプロダクトの権利は、すべて会社に帰属します」と宣言していることに他ならない。つまり、”自分の名前を失う”ということだ。
どれほど自分が優れたプロダクトを生み出そうが、個人としての功績が積み上がっていくことはない。
心にぐさっと来る言葉でした。何か成果をあげても、少なくともニュースになるのは法人の方でしょう。ある組織の土台があったからこそできたと思われるかもしれません。個人が大きく取り上げられることはあまりありません。
IT業界にはピラミッド構造、多重下請けの存在があります。N次受けでは、自社の名前すら奪われてしまうことも稀ではないでしょう。。常駐先の社名でさらにその取引先に会うであったり、複数社の協力会社が間に入っていて、本当の所属はよく分からない人がプロジェクトメンバーに入っていたり。Web系、自社開発の企業や、1次受けSlerはまだマシかもしれません。
いずれにせよ、個人での発信をして、個人としての功績を積み上げていきたいと思いました。
1つの職業にはまるな
リスクヘッジをしているほうが有利ともいえるし、先入観なく多くのことに挑戦したほうが広い視点を持てるので、大きな絵を描きやすい。そして、それは希少価値につながりやすい。
1つのしごとの専門性を高めるだけでは、つぶしが効きづらくなるともいえる。
著者の落合陽一さんも複数の事業を手がけていますし、堀江貴文さんも何かを専業としているわけではありません。
多方面で活躍している方をネットで観測することが増えたように思います。最近だと、ブロガーがブログを軸にしつつ、YouTubeやnote.muへ参画していますよね。
すぐ職業になるというわけではありませんが、その種まきをしていればいつか芽が出るかも知れません。1つの職業だけではなく、なるべく分散して多方面で活動できたらいいなと思いました。
遊びに「没頭」しろ
やりたいことや、ハマれるものが見つかったら、毎日自発的に思いを発信しつづけることが大切だ。それも「言われたからやる」「ノルマだからしぶしぶこなす」という姿勢で取り組んでいてはダメだ。稚拙でもいいから、読み手に「熱さ」が伝わるものでなければならない。
やはり読み手を引きつけるものといえば感情の熱さであるように思います。熱く発信をし続けていれば次第とファンが増えていき、人気者になるのでしょう。没頭し続けた人がネット界隈での存在感を高めています。
10年後の職業がどうなっているかは分かりません。ただ、世の中は日々アップデートされており、それに合わせて人も変わっていく必要があると思いました。
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