【本】未来への地図―新しい一歩を踏み出すあなたに
こんばんは Mitsuharuです( •̀ㅁ•́ )
今日の一冊は、星野道夫さんの『未来への地図』です。
温かい心と大きな夢を抱いてアラスカに生きた写真家・星野道夫が、旅立ちのときをむかえる若者に捧げた魂のメッセージ。オーロラ、アザラシ、ホッキョクグマなど、アラスカの大自然の美しい写真とともに贈る。解説:柳田邦男
星野道夫さんが中学校で講演した際に語られたことをまとめられた本です。
伝えたいメッセージは2つあり、1つは、なるべく早い時期に、人間の一生がいかに短いものか感じ取ってほしいということ。もう一つは、好きなことに出会ったら、それを大切にしていってほしいということです。
星野さんは大学生のときに親友が山で遭難して亡くなったことをきっかけに、短い一生のなかで好きなことを思いきりやろうとアラスカへ戻ったそうです。
自分の一生はこれからずっと続くと漠然と思っていた意識が崩れ、ある日突然不慮の事故で死んでしまうということもあると気づいたわけです。そこで、自暴自棄になるのではなく、だからこそ自分の人生を大切にしなくてはいけない。できるだけ自分の気持ちに正直になろうと思った。
大切な人とずっと一緒にいられるわけではない、かつ、自身もどこかで終わりがくると思うと切ないですが、だからこそ一生懸命に生きようと思えてくる本でした。
本書にはアラスカの美しい写真が多数あります。ブログでは、掲載できないため
星野道夫さん公式サイトのリンクを貼っておきます。
(写真展は掲載時点で終了済、また開催されることがあったら行きたい。。)